祖母の思考と甘酒
80超える祖母。
未だに運転もしている。
その行動も年々成長を遂げ毎朝神社にお参りしに行ったり今時期は甘酒作りをしては振る舞っている。
今回はその甘酒について。
砂糖も入れないのに甘い甘酒。
子供のおやつにも最適だ。
でも、
「これ飲めばご飯なんていらない」
「栄養が高いんだから」
と豪語している姿にはいつも首を傾げながら聞いている。
朝ごはんを作る妻や母の前で、
「ご飯いらない、これだけでいい」
は失礼ではないかと。
高齢でそうなってしまうのも理解できる。
身体が徐々に弱っていく中でできること=甘酒作りやお参りなのだから。
でも
「これは絶対」
「あといらない」
みたいな偏った思考は仕事や育児をしているぼくにとっては危険だ。
自分の考えに対して相手の考えとの違いをすり合わせたり、取り入れたりしながら成熟させないといけないと思っている。
祖母にこのテクニックを使うといいとこ取りされてこちらの考えが全く入っていかない。
強敵すぎる…。
家庭円満って難しい。
ましてや世代が離れるとややこしさが増す。